225杯目:富士そば・オブ・ザ・イヤー2017 |
【はじめに】
「富士そば・オブ・ザ・イヤー(FOTY)」とは、富士そばライターの名嘉山が、1年間のなかで実食した富士そばメニューから、琴線にふれたものをランキング形式で紹介するというもの。ランクインの基準に「美味い」・「不味い」はふくまれない。
ノミネートメニューは、ブログにUPしたものだけを対象にしている。
2017年は、54件の記事をUP。そのなかから、珠玉の5品を厳選した。
過去の結果はこちら
富士そば・オブ・ザ・イヤー2016
富士そば・オブ・ザ・イヤー2015
【総評】
弊ブログは基本的に、富士そばで初めて食べたメニューを紹介している。だから、定番メニューははじかれ、記事は店舗限定メニューが中心になる。前回の「FOTY」は、34記事からベスト5を選定したが、今回は大幅増加の54記事を対象にしている。つまり、前年以上に多くの限定メニューが生まれたということだ。なるほどたしかに、富士そばライターとしてはとてもやりがいに満ちた一年だった気もする。良い意味でも、悪い意味でも従来の立ち食いそばには見られないような破天荒メニューが提供された。私が「富士そばライター」として、度々メディアに出られたことも、富士そばのもつ話題性によるところが大きいだろう。
メニュー以外の話題も事欠かない。丹道夫会長によるビジネス本の上梓、公式ファンブック「愛しの富士そば」の販売、乱切り二八そばへの挑戦、謎のサプリ「富士ルチン」の開発など、様々なネタを提供してくれた。正直なところ、これらの話題以上のことは今後期待できないのではないか、という気すら抱いてしまう。そういう考えに至るのは、それだけ昨年の富士そばには勢いがあったから。盛りだくさんだったのだ。
今年の富士そばはどうなるのか。今はなき「つけそば たったん」よろしく、新形態の店舗でも出店するんじゃないかと睨んでいるのだが、果たして。
今回の最優秀賞は早い段階から決まっていた。突如出現したダークホース「チーズそば」に番狂わせの兆しも見られたが、静岡県は「富士見そば」にて同様のメニューが存在することを確認。かの店はチーズだけでなく揚げ玉もトッピングされており、富士そばのチーズそばよりも一段上回る仕上がりだった。そのため、チーズそばはあえなくオミットした次第。そのほか、意外性、話題性、先進性などを考慮してベスト5を選んだ。
【富士そば・オブ・ザ・イヤー】
現在取り扱っていないメニュー(たぶん)も含まれてます。
5位 合い盛り(田町店)
そばとうどんのハーフ&ハーフ。いかにも富士そば的な発想だが、意外にもこれまで販売されることがなかった。食品サンプルまで作る力のいれようだったが、あえなく田町店は閉店の憂き目に。
希少性:★★★ インパクト:★★★ コスパ:★★☆

過去の「そば茶プリン」に続く、富士そばスイーツ第二弾。からめのつゆのそばを食べた後には、バニラアイスの甘さがちょうどいい。吉祥寺などファミリー層をよく目にする店舗には最適かもしれない。夏の終わりとともに、商品ラインアップから姿を消した。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆

出オチ感甚だしいものの、味自体は決して悪くない不思議な一杯。品名のダジャレが若干鼻につく。なぜゴーヤを採用したのか? 当然、短命。たぶん再販もなさそう。
希少性:★★★ インパクト:★★★ コスパ:★☆☆

富士そば唯一の二八そばを使っている「慶應三田店」の独自メニュー。もち巾着という、富士そばらしからぬ真っ当なトッピングは、富士そばの新境地切り拓くかに思われたが、オープン二年目にして店が閉店。冷静な切り捨てと潔さには思わず嘆息。取材までしたのに……。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★☆☆

今にもってしても「さっちゃん」が何者なのかは明かされていない。フェイスブックの富士そばアカウントにて、提供店舗の拡大をリリースされたが、いまだ続報なし。投稿した記事に「さっちゃんの娘」さんによる、接触があったこともさらなる謎を深める要因となった。
希少性:★★★ インパクト:★☆☆ コスパ:★★☆


