31杯目:富士そば伊勢佐木モール店でミニコロッケ丼 |
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
by 富士そばライター名嘉山 カレンダー
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2014年 09月 24日
仕事で関内を訪れた帰り、富士そば「伊勢佐木モール店」に寄ってみた。横浜界隈の富士そばとなると「伊勢佐木モール店」が最もアクセスがいい。 神奈川県の富士そばは全部で4店舗。伊勢佐木モール、本厚木、川崎、網島と分散しているので、本腰を入れないと県内制覇は容易くはいかなさそうだ。 「伊勢佐木モール店」は、伊勢佐木モールのメインストリートに面している。まず目についたのが特徴的なディスプレイウインドウ。鏡張りのディスプレイスペースに設置された半円形の棚板は合わせ鏡の効果で、さながららせん階段のよう。それとも、天ぷらそば、カツ丼セット、特選富士がつむぐ遺伝子の鎖か。 グランドメニューにまざって、「唐揚げ定食」などの変わったメニューがあった(なぜか小・中・大と細かいサイズ展開)。 一番気になったのが「ミニコロッケ丼セット」(540円)。富士そばのコロッケは クオリティが高い。とはいえ、コロッケをのせた丼をはたして料理として扱っていいのか。実際にこの目で検証してみた。 「ミニコロッケ丼」は単品販売(260円)もしているので、カウンターで直接注文をする。 「いらっしゃ~い」 「あの…ミニコロッケ丼ください」 「…(コロッケ丼)だけでいいですかっ!?」 いかに奇特な注文なのか、店員の反応から窺い知ることができた。 カウンターにはコロッケ用のホットスナックマシーンが。これで、いつでもあたたかいコロッケを提供できるというワケ。さらに傍らにはソースボトルが用意され、かけ放題。どうやら、コロッケにこだわりのある店のようである。 不安だった「ミニコロッケ丼」は、千切りキャベツが添えられていて、一応「料理」の体裁を保っている。考えてみれば、いつもはそば汁にしずんでしまうコロッケにソースをかけて食べるなんて、なかなかできることじゃない。 嬉しかったのが、ご飯が多目に盛られていたこと。この盛りは明らかにミニ丼の標準量を超えている。おそらく、店員の配慮なのだろう。まさか、富士そばで人情に触れようとは。 いつもは意識することのないBGMの演歌がその日は妙に胸にしみた。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
by nkymmnoy
| 2014-09-24 09:03
| 富士そば_店舗限定
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